2009年8月5日水曜日

近い将来任意整理による債務整理をしなくてもよいように・・・

 当ブログでは、任意整理を中心とする債務整理を行なわなければならない、あるいはそういった状況にまもなくなりそうな方向けに、できる限り生の任意整理現場状況をお伝えすることに努めております。

 今回は、そういった任意整理・債務整理を将来しなくてもよいために、少しでもお役に立つことができることを書いてみたいと思います。

 と言っても、何か特別なことをすすめるわけではありません。

 現時点で、それなりに普通に生活をしていて借金もしていない場合には、これからの生活においても堅実に過ごしていただくことが大切なのは言うまでもないですね。

 多少問題だと思うのは、住宅ローンだけでなく、車のローン、教育ローン、カードローンなど、実質的に借金の上に生活を送っている場合です。

 住宅ローンの支払いができなくなり、不動産競売手続がなされてしまい、立ち退かなければならなくなった人は、なにも贅沢三昧等特別な生活を送っていた人ばかりではありません。

 一般的に言えば普通に暮らしていて、ご主人の病気やアクシデントなど、たまたま何らかの事情により借金の返済ができなくなった方も少なくないと思います。

 ですから、住宅ローンの残債務がいつでもキャッシュで返済できるくらい少なくなるまでは、今住んでいるご自宅(マイホーム)は金融機関等抵当権者の手のひらにあり、実質的にはマイホームとは言えないというくらいのシビアな視点で毎日丁寧に暮らすのがよいと思います。

 住宅ローンを組んで自宅を買うことが悪いといっているわけではありません。世界で稀に見る低金利ですから、上手に住宅ローンとお付き合いすればいいですね。

 多額の借金をしてまで、分不相応な家や車・衣類等を手に入れようとして「モノ」に固執しすぎますと、いずれ任意整理等による債務整理をしなければならないことに繋がるかもしれません。