消費者金融業者等は、長年にわたり利息制限法の上限金利を超えて返済していた方に対して、本来返済すべき過払金を自主的に返還する姿勢はまずみられません。
こうした消費者金融業者等のなかには、現在メガバンク(大手都市銀行)の傘下に入っている会社もあります。
多重債務が原因で自らの命を落とす方も後を絶たない中、実質的にこうした消費者金融業者等をグループ企業として支配しているといってもよいと思われるメガバンクによる、消費者金融業者等に対する誠意ある過払金返還姿勢がますます構築されるための効果的な指導がなされることを切に願います。