2008年12月13日土曜日

このままでは自転車操業になってしまう場合

 自己破産をしなければならないほど重症ではないものの、

 「返済するために消費者金融業者等から借りる」 

 →「その返済をするためにまた借りる」

 →「さらにその返済をするために、またまた借りる」・・・

というような自転車操業状態にある方は、どこかで早めに任意整理による債務整理に着手した方がよいと思います。そうでないと、自己破産をしなければならない状況になってしまうかもしれません。


 以前も当ブログ
http://niniseiri.blogspot.com/2008/10/blog-post.html

で書きました通り、サラ金などの業者の多くは、利息制限法で定められた利率(約18%)より高い利率による融資を行っていました。

 これを取引当初から18%~20%で引き直して計算します。法律通りの利率で計算し直すことで、自己破産の危険を回避することが任意整理をする大きな理由となります。

 任意整理は、今後の利息(「将来利息」といいます)をすべてカットし、36~60回の分割弁済にするための和解契約を締結するための手続きにもなります。